古来から、くすのきは防虫の薬効成分を含み、日本人に親しまれてきました。 防虫剤として良く知られているショウノウはくすのきから抽出され、虫を殺すことで衣類を守るのではなく、虫を遠ざける忌避効果で衣類を守ります。 最近出回っている化学物質で出来た防虫剤は、目の粘膜を刺激したり、頭痛やめまい、胸のむかつき、嘔吐、耳鳴り等を引き起こすことがあります。これはパラジクロロベンゼンという石油成分を主成分にしたものが有機塩素系を含んでいるからです。化学薬品を一切使っていない安心な防虫剤で香りを楽しみながら衣替えできます。湿度が高いほど香りよく発散しますので、湿気の多い日本の梅雨には、より一層爽やかな香りを放ちます。
■くすのきのフックの概要
くすのきは暖地に多く自生し、約30mにも背が高くなる。
木全体によい香りがあり、枝や葉には、昔から防虫や医薬品に使われる
「樟脳」と言われる独特の爽やかな香りがある。
■ご存知ですか?衣類の害虫
◆カツオブシムシ
特にウール製品が狙われるが、絹、革製品も好物。衣類に円形の穴をあける。
◆イガ・コイガ
幼虫は、衣類を食害するだけでなく、繊維に巣を作る。ウール・革製品を
好み、化学繊維も食害する。
■土佐龍プロフィール
もともと林業を生業に資源そのものを販売する事業を展開していました。
その中で、森を育てる為に伐採される間伐材をなんとか有効に利用
できないかと、様々な工夫を重ねて来られたそうです。
現在はその間伐材を利用したモダンジャパニーズなプロダクツが、
日本のみならず海外でも注目を集めています。
■くすのきのフック使用方法
タンス(約1m幅)に2ヶが目安。効果は約6ヶ月。
香りが薄れた時は、適度に濡らすか又は、紙やすりで擦ると効果的。
表面積を広くする為、ウェーブ加工している。
香りを出す面積が増え、防虫効果が増す。
●くすのきのフック
●サイズ:(約)8×22×1.5cm ●原料:くすのき ●製造:高知県