■色々な栄養素を持つ雑穀。
雑穀は、人間に必要なビタミン・ミネラル・アミノ酸・繊維質が豊富です。乾燥地や高地・やせ地でもよく生育する生命力を持ち、抵抗性が強く保存性もよいこれらの雑穀を原料として百年以上、天然醸造を守り続けて来た丸秀醤油が、皆様の健康を願って伝統の技術と経験を生かして大切に麹をつくりました。
■おいしくて現代人に必要な栄養成分がたっぷりの十種雑穀米味噌。
遥か太古から伝わる力強い生命力を持つ穀物「古代米」。その類い稀なる生命力は、水も乏しい痩せた地でも逞しく育つといわれ、栄養価にも優れています。中でも黒米は、歴代の中国皇帝が食したといわれ、珍重されていたお米。体に重要なたんぱく質、アミノ酸が豊富な上、艶のある黒髪を育てるといわれています。また、2000余年前に伝来し、赤飯のルーツだと言われる赤米は、たんぱく質やビタミン・ミネラルを豊富に含み、特にビタミンB2、鉄分に富んでいます。緑米は、古代米の中でも原種に近いとされる品種。食物繊維やビタミン、鉄、カルシウムが豊富で、甘味のあるのが特徴です。
■十種の国内産厳選原料を使用(産地)
できるだけ近くの原料を使いたかったので、大豆は地元のフクユタカ、緑豆(青丹波)も佐賀県産、黒米、緑米は佐賀県江北町の武富勝彦さんが栽培されたもの(収穫量が、少ない時は、固定農産から分けてもらいます)大麦、粳米は、筑紫平野で穫れたもの、赤米は、福岡県二丈町から、あわは、隣の長崎県産です。はと麦はとひえは、近くであまり栽培されていませんでしたので、はと麦は岡山から、ひえは、岩手県産を使っています。塩は長崎県五島の海から作った塩を使いました。
■黒米
ポリフェノールの一種のアントシアニン色素が含まれています。
■赤米
赤ワインにも含まれるタンニン系色素が含まれるほか、ビタミンB2と鉄分が多く含まれています。
■緑米
クロロフィル系の色素と、豊富な繊維質が含まれています。
■粳米
ビタミンB1,B2カリウムなどを多く含み、もちもちとした甘味が特徴的です。
■大麦
食物繊維が白米の20倍も含まれ、必須アミノ酸が豊富です。
■はと麦
古くから薬膳料理に使われています。
■緑豆
たんぱく質、脂質を多く含み、中国では薬としても使われています。
■あわ
たんぱく質、ミネラル、ビタミンB群などが豊富で特に鉄分は白米の4倍も含まれています。
■大豆
良質のたんぱく質、サポニン、レシチン、イソフラボン、リノール酸などの栄養成分が含まれてます。
■ひえ
たんぱく質、ビタミン、食物繊維のほか、不飽和脂肪酸が多く含まれています。
これら十種類にもわたる豊熟した穀物と、長崎県五島の海塩を使ってじっくりと熟成しました。熟練の職人が、目と匂いと手触りを頼りに、長年の感を活かして造り上げた天然醸造のお味噌です。現代人の食生活に不足しがちな栄養素をたっぷり含んでおり、毎日の健康維持のお役に立つでしょう。生きた酵母がまるごと体に満ちあふれる雑穀味噌。その大地のめぐみをじっくりご堪能ください。
■雑穀味噌のお取り扱いについて
このお味噌は、生きていますので徐々に成熟が進行していきます。おいしいと感じられた時、冷蔵保管されますと成熟が止まり、このままのおいしさが保たれます。冷蔵庫に入らない場合は、直射日光を避け、風通しがよくできるだけ涼しい場所に保管してください。味噌の中や容器との接触面に、白い斑点がでてくることがあります。これは、うま味成分が結晶化したもので「チロシン」といいます。カビではありませんのでご安心してお召し上がりください。味噌の表面にカビのようなものが生えてくることがあります。白色のものは酵母の塊です。そのまま味噌に混ぜ込んで食べていただいて結構です。ただし、緑色や黄色の綿毛のようなものはカビですので取り除いてください。
■丸秀醤油
明治三十四年創業以来、最も美味しい醤油の醸造法、天然醸造にこだわってきた蔵元です。日本醤油の原形が作られた室町時代より、職人が注いできた麹菌への熱い眼差し・手業・忍耐のこれらが何世代にも渡り、蓄積され日本の醸造文化の知恵となった。第42回モンドセレクション「大金賞」受賞。
●十穀味噌
●内容量:500g ●賞味期限:常温で6ヶ月
●原材料:大豆(遺伝子組替えでない)、大麦、食塩、粳米、黒米、赤米、緑米、あわ、緑豆、はと麦、
ひえ、種麹
●産地:国産